スポーツの習い事は、子供と一緒に親もやる!くらいの気持ちが子供を伸ばす!
あの子の親は、ものすごい選手だったから、子供もうまくなった。
親が指導者だから、うまくて当然。
この、子供と親の理由付けに、特に意味はありません。
もし、これが当てはまるなら、現在のオリンピック選手や、活躍しているジュニアの選手などは、すべてサラブレット、親は過去に活躍した選手のみになります。
さらに、すごい親だったとしても、子供にやる気が無ければ、なんの意味もありません。
もし、うまいな、上手だなと思える子供たちがいるなら、親の様子も見てみたり、見えない部分、特に練習時間など、見えていない部分についても聞いてみるといいでしょう。
この記事でわかることは・・・
- 強くなる子供の親は、しっかりと子供の活動を見ている
- 体力的に厳しい親も、心だけでも一緒に取り組んでいる
親が強い選手だから強くなるのではなく、見えていない部分での努力があるから強くなる
よく、保護者が経験者だから強くなれるとか、血筋が違うからうまいなど、聞く事があります。
では、保護者が未経験者だと、どんなに頑張っても、うまくはならないのでしょうか。
大切なのは環境
学校で習う事は学校で、スポーツなどの習い事をやりに行っても、その場限りの練習では、勉強も習い事も、それ以上のレベルへ上げる事はできません。
この段階では、言われた事をやっているだけのレベルなので、俗にいう人並、普通に勉強しているレベル、習い事であれば、習っていない人から見れば、すごいねというレベルなのです。
学校の勉強に+α、家で復習や予習、塾に行くなどの勉強をする。
スポーツなどの習い事に+α、家で自主練や、基礎体力のトレーニング、習った事の復習をする。
この+αの部分が、他の人(勉強は学校のみ、習い事は習いに行った時のみ)とは違う、勉強ができる、習い事がうまくなる、違いなのです。
親の関わり方
それでは、子供に、家での勉強や自主練をやりなさい。と言えば、終わりでしょうか、あとは、子供任せで、結果が出なければ、子供がやらなかったから・・・で終わりでしょうか。
子供は基本的に、人生経験が無いので無知で、人間の習性として、楽な方へ転がります。
わざわざ、疲れる事や勉強をやるよりも、寝そべってマンガ本でも読んでいたり、ゲームをしている方が楽しいのです。
これは、親も同じで、普段仕事をしていて、休みの日くらいゆっくりしたい、自分の時間があってもいいじゃない。と思えるのではないでしょうか。
ここで、まず一つ目の違いは、親が経験者や指導者など言われている人たちは、休みの日や、休みの日に限らず、仕事から帰った後など、子供の事を見ている確率が高い事です。
一緒に練習をしたり、体力的に無理であれば、練習しているのを見ていたり、補助するだけでも違います、また、勉強についても、学校の様子を確認したり、子供との時間を作り、一緒に考え、勉強についてのコミュニケーションを取っています。
経験などなくても、子供のために一緒に時間を共有する、一緒に勉強をしたり、一緒に習い事に参加する親もいます。
あの有名な、野球の鈴木イチロー選手ですが、親は、ただのサラリーマンです、ですが、子供とのコミュニケーションは、しっかりとしていたそうですよ。
親ができる事は、経験から教える事だけではなく、支える事と褒める事
基本的な心理に、褒められると嬉しい、かっこいい所を見せたいという心理があります。(子供側での心理)
親の目を気にする心理
子供は、親の目を気にします。
それは、怒られるのが恐いという心理もありますが、重要な方は、親に良い所を見せたい、褒められたいという心理です。
この心理は、子供の向上心につながり、それがレベルを上げる事にもつながります。
だから、習い事をさせているけど、うまくならないんだ。という保護者に限って、時間になったら子供を預け、家事に戻ったり、自分の時間ができたからと、いなくなってしまう場合が多く、
子供自身も、見せ場も親の目もなくなれば、ふざけたり、ただ練習に取り組むだけになってしまう、うまい子供の保護者を見ていると分かりますが、しっかりと子供の様子を見ています。
また、家事などで、練習時間のすべてが見れなくても、練習時間の半分など、短い時間でも見る時間をつくる保護者もいます、それでも十分、子供にとっては、とても影響がある事なんです。
親だから出来る事
スポーツ活動を続けていくと、大会やイベントなどが発生し、子供の活動範囲は大きくなります。
普段の練習の成果を試してみたり、普段とは違う環境や相手と練習を行ってみたり、成長を感じる部分ですが、その為には、普段の拠点としている練習場所を離れ、移動する必要があります。
練習会や大会などの送迎は、朝早い時間だったり、遠かったり、親としても休みの日くらいゆっくりしていたい物ですが、子供だけでは、当然に行動できる範囲に制限があり不可能な部分です。
塾も習い事も、親のサポートがあれば、子供ができる事は増え、子供の秀でる可能性を伸ばせるかも知れません、親だからできる事として、支えていきましょう。
また、ここで重要な事は文句は言わない事、子供は親の感情を察知する能力は高く、機嫌が悪くなれば、当然に行かない方がよかった・・・となってしまいます。
行く時も、大会などであれば結果が悪かったとしても、一つ成長できたね。と頑張った事を褒める方が、子供のメンタル的にも成長していくものです。
まとめ(スポーツの習い事は、子供と一緒に親もやる!くらいの気持ちが子供を伸ばす!)
特にスポーツでは、親の年齢にもよりますが、身体を動かすのは厳しいという親もいらっしゃいます、また、家の状況により、子供についていてやれないという親もいます。
兄弟がいる場合、中学や高校になると、部活動の活動範囲も広くなったり、受験のために塾の送迎なども増えていくため、下の子ほど、見ている時間が少なくなります。
それでも、何もしない、しようとしないのと、出来る部分だけでも子供と一緒に行動したり、しようとする事、時間を共有する事で、全然変わっていきます。
それぞれの家庭環境により、できる事も変わってきますが、子供の幼少期や小学、中学生時代は今しかありません。
親がプレイヤーとしてやらなくても、関わる方法はありますので、ぜひ、子供と一緒にスポーツを楽しんでみてください。
子供にとっても、その時間が宝物になるかも知れませんよ。
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