メンタルの休息に、趣味を活用し、リフレッシュしよう(休みの有効活用)
中学生の、一年生や二年生は、夏以降の大会へ向けて、活躍していく時期へと入っていきます。
引退した三年生の意思を引き継ぎ、部活動やトレーニングも本格可動となりますが、その前に、身体だけではなく、心を休ませる方法も、覚えておくと良いでしょう。
特に二年生は、次の夏、引退まで休むことは無いと考える選手も出てくると思いますが、じつは、休むことで、さらに大きなやる気(メンタル)を手に入れる事も、できるかも知れませんから。
この記事で分かることは・・・
- 身体を休ませる休養は、練習と同じくらい重要です。
- 休養によって、上達する事もあります。
- リフレッシュには、音楽が有効です。
練習は大切です、でも、休養も大切です
練習は、どのスポーツでも大切です。でも、同じくらい・・・、成長期なら練習以上に、休養が大切と言えるでしょう。
練習の限度
スポーツの基本動作など、毎日、繰り返す事は重要で、頭で考えるよりも身体で覚えろ!とは、昔からよく言われていますが、これは、確かな事と言えるでしょう。
スポーツ競技において、とっさの判断や、勝利を掴む一瞬など、頭で考えてから行動していては遅い場面は多くあります。
そして、その動作は、毎日繰り返したり、日々の練習から生まれるもので、その動作が、ご飯の時にお箸を持つように、自分にとって当たり前の動作になっていれば、まさに、瞬間的に繰り出す事も可能となるでしょう。
ただし、注意しないといけないのは、お箸は、一度持てるようになれば、ずっと使い続けられますが、身体に負担はありません、
しかし、スポーツにおける動作は、繰り返す事で、身体に負担がかかる動作もあるという事です。
身体を壊しては、何の意味もありません。
さらに、成長期は小中高と、段々と低下していきますし、今だけの産物といえるでしょう。
スポーツ障害についての記事も、記事内途中にありますので、参考にしてください。
休みの無い部活動、度を過ぎると、健康被害や子供をつぶす事もあるって本当? リンク先へ移動します。
休養が作り出すもの
休養は、身体と心を休ませる他に、上達につなげる事もできます。
小中高の成長期の子供たちにとって必要な事は、身体を休ませる事、睡眠をしっかりと取る事のほかに、時間の余裕からのリフレッシュ、家族や友達との時間の共有などの、心の休息です。
睡眠推奨時間は、
- 小学生で、10時間~11時間
- 中学生~高校生でも、8時間~9時間
成長ホルモンの分泌や、細胞レベルでの回復も、睡眠時にしか行いません。
そして、あまり知られていませんが、記憶の整理も行われます。
記憶の整理とは、脳の休息時に行うものですが、勉強はもちろん、スポーツにおける練習で学んだ事を、一度整理し、効率の良い状態に身体を持っていけるように、脳内で整理しておく事で、
「昨日は成功率が低かったのに、今日は上手くいく!」というのは、この記憶の整理がしっかりとできている証拠で、いろいろと動かした身体のパターンから、上手くいくパターンを脳内で整理し、導き出したと言えるでしょう。
リフレッシュには、音楽を聴くのが有効
音楽には、身体を休める効果や、モチベーションを上げる効果などあります。
音楽は好きな曲が一番
α波が有効など言いますが、自分が好きな曲を選んで聴くのが一番でしょう、落ち着いた曲なら、セロトニンの分泌により、心拍数や血圧を下げ、ストレスを抑え、自律神経を整えるなど、リラックスする事ができます。
少し激しい曲になれば、逆にアドレナリンやドーパミンの分泌など、気持ちを高め、やる気に満ちてくる事もできます。
気分を変えるなら、映画やカラオケ
映画やカラオケは、その時間、集中する事ができるので、気分転換には有効とされています。
何かストレスが溜まっていると感じたり、動くまでの気力はないような時には、良いのではないでしょうか。
まとめ(メンタルの休息に、趣味を活用し、リフレッシュしよう(休みの有効活用))
練習は重要です。
ただ、同じくらいに休養も重要で、それが、成長期の小中高生なら、なおさらです。
しっかりとした休養は、身体を直し、身体を整え、翌日からの練習にメリハリをつけ、大きな練習効果も期待できるでしょう。
まだ、成長期です、大きく成長しながら、スポーツに打ち込み、伸び伸びと楽しんでみてはどうでしょうか。
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