自宅トレを続けるコツは?!目標設定&親も一緒で、意欲を高める!

*この記事の作成時期が、コロナ過だったため、表現的にコロナ過の文もあります。

世界的な感染症であるコロナにより、さまざまなスポーツで、大会や合同練習、昇段昇級試合すら中止になってしまう状況にありました。

パフォーマンスを魅せる競技も同じく、大会の中止、集団での練習不可など、学生達にとって、本来の夢や希望を胸に、輝かしい青春に、汗を流せる状態ではありませんでした。

しかし、だからと言って何もしない、運動という刺激を与えない、というのは、成長過程の学生達にとって、もうこれ以上の成長はしなくていいよと、身体に言ってしまっていることと同じであり、

また、様々な感染対策を施して、ようやく大会などが行われたとしても、体力の低下、技術の忘れや、身体ができていなかったら、それもまた意味がなくなってしまうのです。

今は、密を避けたトレーニングや、活動時間の短縮のため、集団よりも個人での練習も、特に重要となっています。

「運動能力が低いコロナ世代」などと言われないためにも、来たるその日のため、普段から日常的にトレーニングをして、身体を動かせる状態にしたり、

体力を落とさないように、一人でのトレーニングも、しっかりと「続ける」ことが、レベルアップにつながる、唯一の方法でしょう。

この記事で、分かることは・・・

  • コロナ禍における、体力低下を防ぎ、自主的なトレーニングの目標を作る必要性を知る
  • 練習場所へ行けない、先生と会えなくても、できる練習はある
  • 子どものスポーツにおける、親の必要性

目標を持つことで、意欲を高める!

 長期目標と短期目標、主観的目標と客観的目標、目標には、それぞれ意味があり、また、目標を明確にすることで、やる気や集中力を高めることができます。

長期目標

まずは、半年や半年以上先の、大きな大会など、目指す先の目標を決めましょう。

しかも、抽象的ではなく、具体的な目標の方が、はっきりと気持ちを高めていけます。

たとえば、「中学校総合体育大会で勝つ」というよりも、「中学校総合体育大会で3位以内に入る」もしくは「優勝する」といった感じです。

目指す目標が定まったなら、その途中段階でのチェックポイントとして、短期目標を設定していきます。

短期目標

短期目標は、長期目標を達成するために、結びつくような目標で、段階的に設定すると、達成感や満足感を感じながら進めることができます。

特に、ご褒美などで達成感を満足させるのではなく、きちんと、本人の能力的に満足させることが、やりがいを感じます。

  • (例・○○月までに、リフティングを○○回続けてやれるようになる。)
  • (例・○○月まで、現在の練習を続ける、達成できたらステップアップ)
  • (例・筋肉トレーニングでは、必ず前回の回数よりも1回でも多くやり続ける)など

何より、ご褒美などでは、外部的な要素に目標意識が変わってしまい、本来の自分のための目標を見失いかねません。

それよりも、できたことをきちんと褒めることの方が大切です。

はじめは、そこまで意識するような目標ではなくても、リズムや習慣づけしていくことが重要で、続けていく、楽しめるようにして、段々とレベルを上げていきましょう。

主観的目標

本人の気持ちを代弁したような目標が、主観的目標となります。

  • (例・試合中は、最後まで諦めない)
  • (例・ポイントリードされても、泣かない)
  • (例・練習などで、決めた回数は、最後までやり通す)など

試合はもちろん、普段の練習などでも、しっかりと定めておくことで、気持ちのぶれない練習にすることができます。

客観的目標

それに対して、「試合に勝つ」「試合中、練習してきた技を成功させる」など、第3者が見ても、結果として分かる目標が、客観的目標となります。

チームや集団での取り組みに使うことがあります、個人での目標として使う場合、客観的に見た位置からでも分かる目標として、

  • (例・技を成功させる)
  • (例・メダルや表彰状をもらう)

となります。

日常トレーニングと、イメージトレーニング

日常的に行うトレーニングは、基礎練習や、筋肉トレーニングがそれにあたります。

相手を想定した練習や、発表の場にいる雰囲気を感じるなど、実戦や本番を意識したトレーニングがイメージトレーニングになりますが、その種目に応じた方法で、練習に組み込むと効果があります。

日常的なトレーニング

普段、スポーツクラブや道場など、先生方から指導を受け、各スポーツ競技の動きを練習する、いわば専門練習。

これは、剣道なら素振りや基本打ち、柔道なら打ち込み、空手やボクシングなど、格闘技系なら体術的な動き、

サッカーや野球、それ以外のスポーツでも、それぞれの技術やテクニック、身体使いや指使いまで、正しい指導方法と積んできた経験からの知識は、各分野の指導者に教えていただく必要があります。

では、日常的なトレーニングは、どうすれば良いか、

まずは、スポーツクラブなどに通い、専門的に指導を受けていたなら、先ほどの、素振りや打ち込みなども、練習は可能となります、

ただし、自宅トレーニングの場合、間違っていても注意など、言ってはくれないので、記憶にある先生方の声を思い出し練習する、

高学年や中学生なら、自宅での日常的な練習でも、取り入れるべきでしょう。

それ以外には、体幹トレーニングや、マラソンのような有酸素トレーニングから、腕立て・スクワットなどの基本的体力トレーニング

何か重りを使うウェイトトレーニングよりは、腕立て・スクワットなどの自重トレーニングや有酸素トレーニングを優先し、ケガや過度の負担にならないように、体力向上を狙いましょう。

イメージトレーニング

こちらは、さらに経験を積んでいるなら、取り入れるべき練習になります。

試合など、相手と対戦してきたイメージを想定し、フットワークや身体の使い方を、実践的に練習します。

ボクシングのシャドートレーニングは、有名ですが、もちろん、それはイメージトレーニングによる効果を狙った練習方法で、

状況に応じた反応や、自分自身の身体を使いこなす、速さや正確さ、感覚的なものや知識など、高めることに繋がります。

試合形式だけではなく、個人競技を発表するような種目の場合でも、本番を意識して、練習することで、緊張や上がりを抑える練習にもなります。

親も一緒に運動することで、子供の満足感は変わる

運動能力を高めるのは子供です、身体を大きくする必要があるのも子供です、しかし、1人で続けようとすると続かないものです。

親ができることは、認めること

人には、自分の存在価値を認めてもらいたいという思いがあります。

これは、承認欲求という心理で、特に自分以外の誰かに認められたいと思うことを、他者承認といいます。

それは、子供も同じく、一番そばにいてくれる親に、認めてもらいたい、見ていてもらいたいと思っているのです。

一緒に運動することで、「僕だけがツライのではない」という同調効果もあり、同じように汗を流すことで、その時間を共有していることになりますが、

親によっては、いろいろな事情で、運動など出来ない身体の場合もあります、その場合は、そばで見ているだけでも効果はあります。

子供にとっては、無意識に、自分以外の誰か、「親」に認められたいと思っていますし、親が運動できないことも理解しています、

親ができなくても、「運動ができるところを見てくれている」「筋トレの回数を数えてくれている」と、(結果・一緒にやっていると同じ)やろうという気持ちがでてくるのです。

まとめ(自宅トレを続けるコツは?!目標設定&親も一緒で、意欲を高める!)

コロナによる、大会の中止が相次ぐ中、選手側となる学生たちにとって、目標を持つことは、とても難しく、また、そのモチベーションの維持も困難です。

大人でもそうですが、人間はラクな方へ転がります。

小学生ならなおさら、中学生では勉強も多くなってきますので、時間の確保も重要となり、運動よりも勉強に舵をとることも分かります。

しかし、半年先、1年先という長期的な目標を持って、そして、そこへ繋げる短期的な目標をクリアしていくためには、まずは「身体を動かす習慣をつける」ということが重要となってくるのです。

「毎日トレーニングをする」そう考えると、とても大変に思いますが、

「月・火・木・金・土はトレーニングをする、時間も1日30分~1時間以内で、水・日は休み」などとしたなら、どうでしょうか?

中学生なら、勉強の合間、息抜きに考えると、リフレッシュ時間としてもいいのではないでしょうか。

身体を鍛えていくには、繰り返す努力と時間がかかりますが、身体をなまらせるには、努力も時間もかからない。

コロナの直前まで、鍛え、磨いた技術を無駄にしないためにも、がんばりましょう。

未来のスポーツ選手たち。

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