子供にスポーツをやらせたい!でも、どのスポーツを、どのタイミングで始めるのがいい?

子供に、何かスポーツをやらせたいと考える保護者の方は多いと思います。

でも、いざ始めるとしたら、どのスポーツを、どうやって始めたら良いのでしょうか。

親自身が、何かスポーツをやっていたり、育ってきた地元なら、自分自身が習っていた場所を訪ねたり、知人などを通して知ることもできるでしょう。

しかし、親自身が、あまりスポーツをやっていなかったり、引っ越しなど、新しい環境に行く場合など、子供を対象としたスポーツをしている場所を探すことも、人を頼ることも難しく、

インターネットの時代とはいえ、一般のスポーツジムや、月々の料金をしっかりと取りながら有料で運営しているところ以外は、簡単には探せないなど、難しい現状もあります。

また、スポーツの種類も多く、サッカーや野球、バスケットボールなど、チームプレイで行う球技だったり、空手や柔道のような、他の選手と対戦する格闘技、陸上競技や水泳、体操のように、自分自身の記録を超えることを目標とする個人競技など、スポーツには、それぞれ特徴があり、

ただ漠然と、どんなスポーツをやりたいと聞かれても、見たことがない、体験したことがないスポーツでは、子供がイメージすることも出来ないでしょう。

それに、やりたいと思えるスポーツがあっても、運営する側として、その競技特性がゆえに、水泳ならプール、バスケットボールなら体育館のような施設など、場所を確保していないと、競技をすることが出来ないため、地域や場所によっては、出来ないスポーツも出てきてしまうのです。

2020東京オリンピックが開催されました。

じつは、この4年に1度のオリンピック年は、スポーツをやってみたいという子供が増える年でもあります。

いろいろな雑誌でも、スポーツ選手が取り上げられ、そして、実際の試合などが、テレビ中継されることで、初めて知る競技や、試合を通しての感動なども伝わり、やってみたいという気持ちも高ぶります。

子供たちの、素質の芽を摘まないように、そして、可能性を広げるために、いろんなスポーツを体験し、楽しんで成長できるよう支えていきましょう。

この記事で、分かることは・・・

  • 子供には、スポーツをやらせたい!、探すには役場や体育館等の施設に募集がある場合もある。
  • 月謝を取っているところや、指導者がボランティアで活動してくれているところもある。
  • キッカケは、思い立った時に!、見学は大抵できるので、子供と一緒に行ってみましょう。

スポーツには、どんなものがあるの?

小学生や中学生で、子供が、自分からスポーツを探して、さらに始めるのは、とても難しいでしょう。

家の事情、親の都合、子供は意外と、気にしていたりします。

親も一緒に探したり、子供とコミュニケーションを取りながら進めることで、子供はスポーツを始めることに集中できるようになります。

スポーツを知る

情報を得ようとしない限り、小学生では、学校の体育の授業で習うものや、テレビやマンガで見る範囲のものがスポーツであり、中学生では、それに合わせ、部活動として活動しているものが、スポーツです。

学校の周りでは、○○少年団や○○チームなど、子供のスポーツ活動が行われている地域もあり、月々の月謝を取って活動しているところでは、チラシなど広告費を払い、募集をかけているところもありますが、

逆に、先生方が、ボランティアで指導して頂いているようなところでは、募集の案内など、ほとんどありませんが、市区町村のスポーツ団体として登録されているので、役場や体育館などの施設で、直接競技の種類や、募集の確認を聞きに行くとよいでしょう。

さらに、市区町村のスポーツ団体であれば、利益の必要も無く、必要経費のみ、先生方はボランティアで指導していたりするので、大抵の場合安く済むことと、5月~6月頃に、市区町村単位で体験教室などの、参加型のイベントを開催したりするので、遊びながら体験してみるのも、おもしろいのではないでしょうか。

各地域にもよりますが、比較的、市区町村で登録されているスポーツ競技

  • サッカー
  • 野球
  • バスケットボール(ミニバスケットボール)
  • バレーボール
  • 柔道
  • 剣道
  • 空手道

タイミングは、いつがいい?

年間での、始めるタイミングは、そこまで深く考える必要はないでしょう。

競技の練習日や練習時間を確認できたら、その練習時間の開始に合わせて、子供と一緒に見学に行ったりして、子供がやりたいようなら、そのまま、始めてしまえばいいのです。

どのタイミングで入団しても、そこの指導者が、レベルに合わせた練習をしてくれますし、まだ危険と判断すれば、個別メニューなどで、力がつくのをサポートしてくれるでしょう。

ただ、小学生の場合は、4月から3月で1年としているので、競技によっては後半に大きな大会が入っていたり、入団後、基礎などができるようになる頃、半年くらいは立たないと試合に出れない、年間を通してイベントなども考えられているなども、ありますので、早い方が良いかも知れません。

中学生の場合は、3年生が受験に向けて、夏の試合後に引退という流れがあるので、競技によっては、秋から夏に向けての1年という感じですが、やはり、成長時期ですので、早く始めて、練習に加わる方が、力や技術に差はでてくるでしょう。

各競技にもよりますが、比較的、市区町村で登録されている団体によるイベント

  • 親睦会(夏休みや冬休み時期)
  • 祭りへの参加(市区町村のスポーツ団体別の参加)
  • お楽しみ会・クリスマス会など(年末など)
  • 団体からの卒業式(3月)

スポーツが嫌いという子供の対応

子供がやりたがらない、というのも、よく聞きます。

しかし、きちんと理由を探っていくと、単純なものから、子供なりに考えているものまで、いくつもあります。

嫌いと苦手は、別のもの

まず始めに、全ての人がそういう訳ではありませんが、やはり、スポーツそのものが嫌いだから、身体を動かすのが嫌いだから、多人数でいるよりも1人でいる方が好きだからなど、本当に嫌で、やりたくないパターンもありますが、

逆に、身体を動かすのが苦手だから、なんとなく人前に出るのが恥ずかしいから、失敗したくないから、でも、スポーツを見るのは好きなんだ、という人もいます。

本当に嫌な場合は、強制されて始めても、楽しいことは無く、嫌々やってもケガしやすいだけなので、スポーツをやらないでも良いと思いますが、

苦手や恥ずかしい、失敗を恐れているだけで、スポーツは好き、自分ではやりたくないけど、見るのは好きなどの場合、小学生、中学生くらいなら、一度は体験する、もしくは、やれるところまで続けてみることを、おすすめします。

それは、実際にやることで、知識や経験など、見ているだけでは分からなかった部分を、得ることができたり、もしくは、恥ずかしさや、失敗を恐れない自分になれるかも知れません。

経験は、人を成長させてくれますから。

苦手と感じる子供が、楽しく始められるように

チームや団体に入れば、どこの指導者でも、たとえ苦手でも、きちんと1から教えてくれると思いますが、そこに入るまでは、やはり、本人と保護者が自分の意志で、来る必要があります。

多少苦手でも、好きなスポーツ、まして、やってみたいと思えるスポーツが見つかったなら、是非、チャレンジしてもらいたい。

また、食べず嫌いのように、このスポーツはおもしろくない、つまらないだろうと考えているようでしたら、1度、体験練習でも参加してみると、やってみたら意外とおもしろかった、楽しかった、など、子供たちが笑顔になっている場合も、多く見られます。

合わせて、お父さん、お母さんが時間がある時だけでも、お子さんが練習している様子を、しっかりと見学できるようだと、子供も見てくれていると感じ、とてもうれしいものです。

まとめ(スポーツをやらしたい!でも、どのスポーツを、どのタイミングで始めるのがいい?)

スポーツをやらせたい目的は、なんでしょうか?

親がやっていた、もしくは、親が好きなスポーツ、という選択肢を除くと、運動神経の良い子になってもらいたいから、人気があるスポーツだから、友達も行ってるから、そんな感じでしょうか。

親がやっていた、もしくは、親が好きなスポーツだからという理由は、親の都合ですが、僕はとても良いと思います。

それは、親子で一緒に楽しめる、親もルールを知っているなど、親子で共通の話題になるので、子供自身も親にスポーツのことで話しができる、大会などが近づいても、理解したうえで一生懸命応援してくれるなど、メリットが多くなるからです。

ただし、好きではないようなら無理にやらせると、いろんなところで、すれ違いが起きてしまいますので、あくまで子供の意思を尊重することが重要です。

運動神経の良い子になってもらいたいというのも、とても良い考えですが、その場合、子供の成長期をふまえるといいでしょう。

なかでも、運動能力を左右する、運動神経などの神経回路の成長は、かなり早い段階から完成に近づくのですが、

詳しくは、子供の習い事は、いつから? スポーツを始める適正年齢とは?!を、ご参照していただくと、分かりやすいと思います。(クリックすると、リンク先の記事へ飛びます。)

人気があるからや友達が行ってるなど、その時その時の、感じ方ですが、何でも、それをキッカケに始めてみるので良いのではないでしょうか。

数ヶ月は続けてみて、合わないなら、別のものへ、

子供には、いろんな可能性があります、もしかしたら、親も知らないような才能を持っているかも知れませんから。

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