スポーツをやるのに、左利きでも大丈夫? 左利きだと有利なの?

突然ですが、あなたは右利きでしょうか?、それとも、左利きでしょうか?

ちなみに僕は、左右両利きです。

正確に言うと、子供の頃に右利きに矯正されていますが、

字を書く以外の動作は、左でも出来るので、特にスポーツにおいて、対左利きの練習がしたい生徒や、対左利きが苦手な生徒には、左で対応したりしています。

今の時代は、左利きでも矯正される事なく、個性として伸ばす事が出来たり、左利き用の文房具など、多く見かけるようになり、とても受け入れられた時代になりました。

また、野球や卓球など、世界で活躍している選手の中には、左利きの選手も、多く存在していますが、比率で見た場合、左利きの割合は、全体の10%と、とても少ないのです。

スポーツにおいて、右利きと左利きでは、どちらが有利という事や、不便さなどは、あるのでしょうか。

この記事で分かることは・・・

  • 左利きと右利きの、右脳と左脳の違い
  • 左利きは、スポーツにおいて有利と言われている
  • その理由は、単純練習量

左利きと右利きの違いとは?

左利きと右利き、よく言われるのが、左利きの人は右脳を使い、右利きの人は、左脳を使う、実際にはどうなのでしょう。また、右脳と左脳で何が違うのでしょうか。

脳の働き、右脳と左脳

利き手と反対側の脳を使っているという事は正しくて、人間は、右半身の動きを左脳で、左半身の動きを右脳でコントロールしています。

そのため、脳疾患などにより、脳の左側や右側などに損傷を受けた場合、受けた側とは反対側の、半身が麻痺してしまい、半身しか動かせなくなるという事も、あるのです。

では、その右脳と左脳ですが、左利きも右利きも、同じように脳はあります。片方しか使わないという訳ではなく、

手を使う事で、その司令を出している側の脳が刺激されるため、より多く、利き手側である、左利きは右脳を使う事になり、右利きは左脳を使う事になっていくのです。

では、右脳と左脳の違いは、なんでしょうか。

左脳は、

  • 言語力や計算能力などの機能にすぐれ、数字や文字による記憶をする
  • 細かい記憶ができる分、容量は多く記憶できない
  • 分析をしたり、思考や論理的に行動する

右脳は、

  • 感性にすぐれ、感覚的、直感的に物事を見たり、イメージによる記憶ができる
  • 全体的な記憶ができる分、容量は大きいが、細かい記憶は苦手
  • ひらめきなど、直感的思考で、マイペースに行動する

左利きの特徴

左利きの場合、左側をコントロールする右脳は、視覚や聴覚など、五感で認識したり、刺激する部分のため、感覚的なものも、鋭いようで、スポーツにおいても、勘が働く場合もあるようです。

また、技術的なフォームや動きなども、ある程度の年齢にもよりますが、視覚的に捉えたり、イメージしてインプットしていくので、右利きで教えていても、本人は左に直して覚えていくようで、

これに関しては、僕も右利きで教えた方が得意なジャンルで、右で教えた際に、

鏡を見ているように、真似をして、右利きの生徒がイメージをつかめない中、その場で納得し、出来てしまう左利きの生徒には、純粋な左利きは、こうなのかと思ったほどです。

左利きだと、有利になるスポーツはあるの?

スポーツには、様々な物がありますが、左利きというだけで、有利になるようなスポーツはあるのでしょうか?

スポーツ道具によるメリットとデメリット

テニスやバドミントン、卓球のように、ラケットなど道具を使う競技の場合、右利きとは逆になるため、弾道が変わったり、回転が増す場合があります。

また、攻め方も、通常の右利きとは違うパターンで攻められるだけでも、相手には嫌がられたり、対応に四苦八苦するはずです。

ただし、

プロにもなれば、自分専用の道具を作るのは可能でしょうが、これから始める場合や、まだ小・中学生の場合、既存の道具を購入するしかないので、

その中から、左利き用のモデルを探したり、もしくは、そもそも左右が無いような物の場合は、右利きがベースに作られているような物もあるでしょうから、慣れるまでは時間がかかるかも知れません。

団体競技と個人競技によるメリットとデメリット

サッカーや、バスケットボールのような団体で戦う場合、やはり、左利きは、左右逆に攻め込むパターンが普通となり、相手側にとっては、非常にやりにくいといえます。

同じチームに左利きがいることで、デメリットになることは少なく、チームで練習を重ね、左利きがいることを活かしたプレイに持っていく練習ができれば、メリットでしかないでしょう。

武道のような個人競技では、相対する時に逆になるため、しっかりと対左利きや、対右利きなどの練習をする必用があります。

たとえば、空手だと、左右のリーチが変わり、柔道だとケンカ四つという組み方になり、攻め方も変わります。

普段右利きとの練習が多い右利きの選手にとって、左利きは慣れないうえに、攻めにくい相手になり、左利きの方が有利に進む場合もあるのです。

まとめ(スポーツをやるのに、左利きでも大丈夫? 左利きだと有利なの?)

どのスポーツにおいても、左利きだから、やれば勝てるという事はありません。

でも、興味があるスポーツ、やってみたいスポーツ、楽しそうなスポーツなら、ひとまず、始めて見るのが1番だと思います。

始めて見ることで、仲間や友達ができて、スポーツをする楽しさも分かります。

そして、左利きがスポーツにおいて有利と言われていますが、それは本当であり、本当ではないかも知れません。

たとえば、個人競技の場合、

人口比率で言うと10%と、左利きは少ないので、練習において、右利きの生徒が練習すると、10人に9人は右利きの生徒と練習し、10人に1人の左利きと練習する事になり、

左利きの生徒も、同じですが、これが、試合になると、

対逆の利き手の生徒との練習量は、右利きは10分の1に対して、左利きは10分の9になります。

単純に、左利きの生徒の方が、右利きとの練習量が多くなるのです。

ただし、左利きの生徒も、昔と比べ多くなったり、左が使える先生も増えて、左に対しての練習も、しっかりとやるようになりました。

そして、右利きだから勝てない訳ではなく、右利きでも、しっかりと勝ちたいと思っている生徒は、その分、練習をしています

なので、左利きだから有利だ、くらいの気持ちで入ってきても、勝つことは出来ないでしょう。

しっかりと練習し、勝ちにこだわった者が、勝者になれるのです。

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