プレッシャーや緊張に負けない!自分を信じて、打ち勝つ方法!
人は、大人でも子供でも、緊張したり、プレッシャーをかけられて生きています。
それが、ストレスになる反面、達成時には喜びや達成感を感じ、そして、自分自身を次のレベルへ上げるための経験値になります。
プレッシャーやストレスを無くすため、人との付き合いを無くしたら、どんなに楽でしょう、しかし、本当に楽なんでしょうか。
誰もいない山奥で、一人で過ごしている、食べ物は自給自足できる環境にあったとしても、どれだけの日数、年月過ごせるでしょうか。
当然、その時の自分自身の年齢にもよるでしょう、俗に言う第2の人生的な年齢で、ある程度のことは体験し、余生を楽しむ的な発想なら、大自然の中で過ごすのも良いでしょう。
環境は変わりますが、心理学で、外部からの刺激を遮断すると、人はどうなるか?を実験した、心理学者ヘロンの、有名な話しがあります。
被験者に、外部からの感覚刺激を遮断できるメガネなどをつけてもらい、防音装置のある部屋に寝てもらう、という実験ですが、
だいたい8時間を過ぎるとイライラしだし、2日目には思考が混乱する、そして、3日は持たないそうです。
知覚や聴覚などの刺激がまったくない生活に、ストレスを感じ、耐えられないという結果でした。
似た調査で、国立精神衛生所が、高層マンションの主婦の飲酒率を調べた結果があります、
5階までに住む主婦の飲酒率が10%に対して、15階以上は25%になる、人が見えない、接しないことがストレスになり、飲酒へ走る傾向にあるようです。
この記事で、分かることは・・・
- プレッシャーと緊張の違いについて
- プレッシャーや緊張する人ほど、成長することができる、しっかり経験値を積もう
プレッシャーに打ち勝つには
スポーツでは当然、また、スポーツに限らず、プレッシャーがかかる場面は来るでしょう、そんなとき、どうすれば、プレッシャーに負けず、力を出すことが、できるのでしょうか?
日本人の特徴を知る
世界の人種で見た場合、日本人は、プレッシャーに弱いとされています。
日本人は、「笑われるのではないか」「失敗したらどうしょう」といった、他の人からの視線を、必要以上に気にする傾向にあります。
また、これは褒められる場合でも同じで、人前で表彰される、舞台の上に立たされ注目をあびることに対し、「どう見てるんだろう」「どんな風に思っているんだろ」といった、プレッシャーになるのです。
一部の、トラウマ(心的外傷)などを持っている人は、少し話しは違いますが、
人前で話すのが苦手な人も同じく、ちょっとした対人恐怖症的な感情を持ち、「恥をかきたくない」「笑われたらどうしよう」など、意識的に自分がどう見られているかを気にしている、
また、責任ある立場で、「ここを外すことはできない」「ここで自分が負けたらチームが負けてしまう」など、自分自信にかかる重圧を、さらに重くしてしまうなど
これは、日本人が自分に対する自己評価が低い、自分自身に対する自信の無さにも、原因があり、そこを改善することで、プレッシャーを跳ね除ける力もついてきます。
自分自身を、しっかり評価することが大事
プレッシャーの原因は、一概に全てとは言えませんが、相手からの重圧以外は、自分自身が作り出す、第3者からの評価、目線、思い込みです。
他人から、「○○と思っているんじゃないか」など、気にしすぎたり、「ここは外せない重大な任務なんだ」と、自分自身を追い詰めていて、
スポーツにおいては、「勝て」「成功しろ」「失敗するな」そんな、まわりからは実際には聞こえない声を、周りの人は、そう思って見ているんだと思い込んだり、
「ここで自分が負けたら、、チームも負ける」など、責任の重圧に耐えられず、力を出し切ることもできずに終わっていく。
これが、プレッシャーに弱く、自分自身に負けていくいパターンですが、
プレッシャーは、逆説で改善していくことができます、まずは、「他人の目を気にしないこと」
試合にしても、舞台に立つにしても、するのは自分で、第3者ではありません、第3者には「その舞台に立つ権利すらもない」のです。
たとえ、どう思われようが、実行権をもっているのは、自分自身だけなのです、
そして、それに対して、練習や勉強など、積み重ねてきたのも自分です、「積極的に自己評価して、ずっと練習してきたんだと、自信を持つ」
そして、ここで負けたらあとがない、終わり、ではなく、「ここを任されたのは自分なんだ」と、開き直る。
何回も何回も、このプレッシャーに強くなることを繰り返すことで、さらなる大舞台でも、プレッシャーに打ち勝つことができるでしょう。
プレッシャーと緊張の違い
プレッシャーも緊張も、あまり長い時間かかっていたくないものです。
どんな違いなのか、確認してみましょう。
プレッシャーは、思考に対するストレス
プレッシャーと緊張の違いについてですが、プレッシャーは、相手からの重圧、第3者からの重圧(思い込み)、責任感などで起こる、思考に対してのストレスです。
プロでもこのプレッシャーは存在し、プロほど、その重圧は大きいといえます。
普段の練習では、何十、何百回と、繰り返し練習し、自分の技術に磨きをかけていますが、練習の時にできた動きが、本番では練習のようには上手くいかないものです。
普段と違う状況に、失敗したら・・・など、分かっていても頭をよぎり、余計な力が入ったりしてしまうのです。
緊張は、身体に対するストレス
あ~緊張する、などの時、顔が赤くなったり、異様に手汗をかいたり、心臓がバクバク鳴ってると感じたことはありませんか
これは、身体に対するストレスが発生し、緊張状態になっているためで、交感神経が働き、血管が収縮して、血圧も高くなっているのです。
舞台なり、試合が終わり、ホッとなるのは、血管の収縮が収まり、血圧も戻り、リラックス状態に戻るためで、まさに開放されると感じます。
この緊張状態ですが、じつは、以外に、まわりの人達には伝わっていません。
顔が赤くなる場合は、視覚的に気づくことですが、関西大学・遠藤教授の実験によると、
被験者に人前で話してもらい、終わったあとで、話してと聞き手の両方に、どれくらい緊張が伝わったか確認すると、
話しては緊張していたが、聞き手は、そんなに緊張してるようには見えなかったと、緊張は伝わっていなかったのです。
これも、思い込みで、自分が緊張していることなど、第3者には、そこまで感じてはいないのです。
まとめ(プレッシャーや緊張に負けない!自分を信じて、打ち勝つ方法!)
適度なプレッシャーや、緊張は、じつは必要な物なんです。
まったく、プレッシャーがかからない状態だと、まず、自分を高みへ上げることも出来ないでしょう。
まわりからの期待や重圧を感じなければ、普段の練習じたい、目標を持ってすることはできません、
それに、責任の重さを感じないのですから、チームでするスポーツなら、そんな人には任せられません。
その試合や舞台、自分が出る大会など、ここが重要どころと考えているから、プレッシャーを感じ、緊張してくる、そして、そこへ向けて、日々練習に励む。
そして、本番でも、練習と同じように身体を動かせるように、失敗したとしても、次に活かせるように、繰り返していく、
何度も何度も泣きながら、小さい時から繰り返し、身体も心も成長していく姿は、とても、すばらしいものです。
コメントを残す