言葉と思い込みで、もう一歩!を引き出すことができる!
何気ない日常的な会話の中で、じつは、その言葉自身が、自分や他人に大きな影響を受けたり、与えている場合があります。
特に断定的な言葉で、思い込んでいるものはありませんか?
「○○は難しい。」「「○○は絶対無理。」
もし、これが、一度はやった事がある、実際に見た事があるもので、「難しい・無理」なら、その人にとって、そう判断しているので、否定はしませんが、
やった事はない、実際には見た事もない場合、なぜ、難しいや、無理だと判断してしまっているのでしょう。
ただ、聞いただけの段階で、そう断定してしまっている時点で、難しくないかも知れない、無理ではなくやれたかも知れないものが、「難しいもの」「絶対無理なもの」という認識になり、可能性を潰してしまっているのです。
スポーツ競技における、心の捉え方も同じで、「無理かもしれない。」「ミスしたらどうしよう。」そう考え、思い込むことで、心理的に、無理な自分・ミスする自分を、作り出してしまうのです。
心から出した言葉は、昔から、言霊(ことだま)ともいい、言葉には魂や霊力といった、何らかの不思議な力が宿っていて、実現する、実際に起こるなど、信じられていました。
また、そんなオカルトや、神秘的なものは信じていないよ、という方でも、 「無理かもしれない。」「ミスしたらどうしよう。」 という、自分が発した言葉、もしくは声に出さなくても、思った言葉は、
いつの間にか、自分自身に言い聞かせている言葉、になっていると思いませんか。
どうせなら、マイナスな言葉を発するよりも、前向きなプラスになる言葉を発する方が、たとえ無理だったとしても、たとえミスをしたとしても、それを乗り越えた時、明るい未来が待っているように思います。
この記事で、分かることは・・・
- 言葉や思い込みで、人は一歩前へ進むことができる。
- ただ、言うだけ、思い込むだけではダメ、言ったり、思い込んだら、実践してみる力に変える。
- 心が折れそうな時にも、言葉や思い込みで、気持ちを切り替えよう。
言葉や思い込みで、人は変わる
単純に、言葉や思い込み1つで、「できない」を「できる」に変えたり、「やったことがない」ものまで、「できる」にすることが、実際にはできるのでしょうか。
思い込みで、良い方向にも、悪い方向にも変わる
当然ですが、前提条件として、その個人が持っている身体能力を超えて、できるようにはなりません。
小学生は、どんなに頑張っても、小学生レベルであり、中学生は、どんなに頑張っても、中学生レベル。
ただ、その中でも、「うまい!」「成功した!」「すごい!よくできた!」と言われるような、あと一歩が出せるかどうかという事ですが、
じつは、心理や、スポーツメンタルの面からも、言葉や思い込みによる、モチベーションの維持、やる気を上げる方法があります。
この場合の「できる」とは、本人はできないと思っていた自分自身の限界を、本人が思っている以上に自分自身の身体能力を高く引き出せた場合や、
今までは無理だったものが、限界を超えて、達成することができたなど、普段の練習の成果+αの部分を、言葉として発したり、思い込むことで、引き出すものですが、
その言葉が重要で、発する言葉が、「ミスしたら、どうしよう」「ミスをしませんように」「自分は、こういうの苦手」など、マイナス的な言葉ばかりだと、マイナスに働き、「ミスをするかも」「こういうのは苦手なんだ」と、頭で思い始めてしまいます。
それよりは、「成功する」「できる」といったプラスの言葉の方が、「成功しそう、うまくできそう」であり、頭でも、「成功する」「できる」と、思い始めることになり、
あと一歩を引き出せる、前向きな、プラス思考の言葉や思い込みが与える影響が、リミッター(自分自身の限界値)を超えるためには、とても有効だといえるのです。
変わることができる、言葉の力
言葉は、どこまで人を変えることができるのでしょうか。
これは、他人への影響ではなく、手術など含めた、何らかの他の力を借りずに、自分自身に与える影響が前提ですが、「○○さんのようになりたい。」と憧れる人に近づけるように努力する場合、
○○さんという、イメージできる存在がいて、自分を近づける、もしくは自分の将来的なビジョンとして、
言葉に出す、頭でもイメージできる、とても良い状態で、
ばくぜんと、野球選手や、サッカー選手、柔道の選手になりたい。というよりも、○○さんのようになりたい!は、一歩進んだ目標になり、練習やトレーニングでも、憧れの選手をイメージした、進んだ練習ができるのではないでしょうか。
また、「僕は○○ができる」と言い切れて、きちんとその後の努力もできる人なら、やった事がないスポーツでも、知識を事前に大量吸収して、基本程度ですが、当日に実践し、成功するという事例もあります。
冬の雪山で、一度もスキーもスノーボードもやったことがない男性が、気になる女性を誘った際、「スノーボードをやってみたい、スノーボードを教えてくれるなら」という条件付きでデートのOKをもらいました。
男性は、デート前日まで、何冊もの教本を見て覚え、当日、女性に教える形で、じつは自分自身にも実践し、まるで、経験があるように教えることができたようです。
男性は、「僕はスノーボードができる。」「教えることもできる。」と、女性に言うことで、自分自身にも言い聞かせ、スノーボードに関する知識を、事前に吸収するやる気や行動力に、移すことができたのでしょう。
これが、もし、言うだけで、行動に移せなかったなら、当日は、恥をかいていたかも知れません。
心のコントロールで、人は強くなれる
言葉が与える影響を、どう処理するか、どう行動に移すかで、人は変わることができる
もしも、心が折れそうなときは
もしかしたら、試合や練習で、惨敗をして、自分では勝てないと思うかも知れません、
どうしても、クリアしないとならない条件をクリアできず、絶望してしまうかも知れません、
あと一歩が、どうしても達成せず、自分の限界を噛み締めているかも知れません、
しかし、ダメとは思わずに、「今回は自分のレベルを確認できた、苦手なものを克服しておこう。」「自分のレベルを上げるんだ。」と、前向きに捉えるように、
そして、そのために動くべきことを、言葉にして、始める努力をしてみましょう。
言葉の捉え方1つで、一歩でも二歩でも、前に進むことができます。
また、下を向く動作は、気持ちも下向きにすると言います、背筋を伸ばす、真っ直ぐ前を向くと、前向きな気持ちになります、身体の姿勢と合わせて、気持ちを切り替えて、次のステップへ進みましょう。
まとめ(言葉と思い込みで、もう一歩!を引き出すことができる)
言葉は、発する言葉次第で、プラスにもマイナスにも働き、マイナスの言葉は、落ち込んでいる状態を、さらに悪化させることになりますが、逆に、プラスの言葉なら、「背中を押してくれる力」に変えることが出来ます。
落ち込んでいる時ほど、マイナスの言葉が出やすいので、できるだけ「切り替える」気持ちをもって、言葉にすると、ここからは!、次からは!と、ふるい立たせてくれる行動に、移ることが出来るでしょう。
また、試合前、試合中などは、常にプラスの言葉を持って、チャレンジしていくことで、勇気がわいてきたり、普段の練習以上の成果、限界を超えられるかも知れません。
ぜひ、プラスのイメージを持って、勝利できるように、言葉にして、チャレンジしていきましょう。
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